全国最高値の水準が続く長野県内のガソリン価格。
こうした中、長野市のガソリンスタンドを運営する事業者の間で、販売価格が調整されている疑いがあることが関係者の話からわかってきました。

関係者:
「何月何日から店頭のガソリン・軽油・灯油何円値上がりですよとか電話連絡が入ります。それに従ってこちらの方で指定された日に値上げなり値下げをする」
SBCの取材に応じた長野市内にあるガソリンスタンドの関係者。
販売価格を事業者間で事前に申し合わせていると証言しました。
関係者:
「大体多いのが2日前ぐらい。2日前から3日前ぐらいに電話でそういった指示を受けます」
価格を変更する数日前にスタンドを運営する本社からではなく、同業者から電話で値上げ幅、値下げ幅を指示されているといいます。
関係者:
「俗にいう談合というか価格を一律に決めちゃうのがいいのかどうなのか、暗黙の了解で決められているなら、それはそれですけど、なんかおかしいなとは思っていました」
事業者同士で「価格調整」が行われている疑惑。
この関係者は、このような状況は少なくとも数年間、続いていると話します。
5日に撮影した長野市内のガソリンスタンドの店頭価格の表示を比べると、複数の店舗で軒並みレギュラーの価格が191円に揃っていました。
「価格調整」は組織的に行われているのでしょうか。


SBCが市内の事業者に取材したところ、複数社が「事実無根だ」、「うちの価格はうちが決めている」、「価格を縛るような電話はない」、「他者の動向を見て価格を決めている」などと話し、関与を否定しました。
一方、一部では「答えられない」などと話す事業者も。
価格調整の電話を受けたことがまったくないかという問いに、「否定はできない」などと回答したところもありました。
県石油商業組合に事実関係を問うと・・・

石油商業組合 平林一修(ひらばやし・かずなお)専務:
「われわれの業界は、コンプライアンスを守りながら地域社会にどう貢献していくかという基本的な考え方の中で動いているので、価格の決め方というのはガソリンスタンドでいうと元売りの仕切り価格の変動に基づいたコストを小売価格に転嫁していくのが基本的な考え方」
「横並列で価格うんぬん、ありえないと認識している」
関与を否定しました。
一方、阿部知事は同じ5日の会見で、この疑惑に言及しました。
阿部知事:
「仮に事実であれば極めて重大な問題と受け止めています」
阿部知事は5日か6日にも石油商業組合に対して、事実関係を確認したうえで県への報告を求めるとしました。
阿部知事:
「補正予算で、低所得への支援行ってきておりますし、関係者と意見交換する中で、何が要因、どのように検討しようと準備進めてきた。事実を把握して確認したうえで、県にもしっかり報告をしてもらいたい」












