松本市のサッカースタジアム「サンプロアルウィン」。改修工事でいらなくなったスタジアムの座席を希望者に譲ることになり、7日、引き渡しが行われました。


ずらりと並ぶのは、観客席から取り外された「座席」です。
引き渡し日の7日、受け取りに訪れた人の多くはやはり松本山雅のサポーターです。

阿智村から:
「推しの番号が入っているのがあったのでそれを選びました。20番の、前田陸王選手の番号」

塩尻市から:
「庭に置いてアルウィンの雰囲気を楽しめればと思って。アウェーに行けない時は、これを部屋の中に持ち込んで中継を見ながら応援したい」

背もたれの上部には座席番号が書かれていて、山積みの中から、それぞれお目当てのものを探します。

記者:何番狙いですか?
「85番狙っている。息子の誕生日で。(8月5日?)そうそう」



千曲市から:
「16(宮部選手)か、46(安永選手)か、41(村越選手)です」

座席の譲渡は、改修工事で交換となる2000席余りを対象に県が初めて企画。

県内外から578件・1181席分もの申し込みがあったといい、その目的は、さまざまです。

喬木村から:
「(アルウィンには)初めてきました、単純に面白い企画だなって」
記者:持って帰ってどうしますか?
「(家の)外にちょっと広いところがあるので、そこにちゃんと設置して引き続き長く使おうかなと」

辰野町から:
「長年通っているアルウィンのイスなので、うちにも置いておきたいかなと。あと孫が生まれたので、孫にブランコでも作ろうかなと。再利用ということで」

なるべく状態のいいものを吟味し、2席を選びました。

「構想を練っていいブランコを作ります!」


こちらのおじいちゃんと孫は、台車を持参し気合十分!

「1・2・3・4・5…あと6個」

家族8人分で申し込み、合計16席を持ち帰るといいます。

記者:たくさんですけど、どうする?
「庭に並べて座る。丸太にビスで打ち付けて。バーベキューの時とかに使う」

3月の山雅のホーム開幕戦に向けて新しい座席への交換など改修工事が進むアルウィン。

2001年の完成から20年以上使われた座席は、第二のホームグラウンドで新たな役割を担います。