長野県の阿部知事が27日、今年最後の会見に臨み、1年を象徴する漢字に「人」を挙げました。

阿部知事は執務先の飯田市と県庁をオンラインつなぎ、今年最後の会見を行いました。

今年を象徴する漢字について尋ねられた阿部知事は、人口減少や人手不足の問題に対応を迫られた年だったとして「人」を挙げました。
阿部知事:
「特に若い人たちを中心にして、多くの県民と人口問題について問題意識を共有させていただきながら、語り続けた1年だったと考えている」
長野県の人口は今年2月、50年ぶりに200万人を割り込み、県は12月、少子化や人口減少対策について話し合う「県民会議」を発足させるなど、対策の強化に乗り出しています。