7日の初戦、強豪校・東京都市大学塩尻高校との一戦。

先攻・須坂高校の先頭バッターは、主将の中澤さんです。

1ボールからの2球目。
迷わず振り抜いた打球は、ライト前ヒットになりました。

しかし、その後は相手投手の力のある球に抑え込まれます。

一方、守りでは…

都市大塩尻の強力打線が、エースの二ノ宮さんに襲いかかります。

しかし、どんなに点を取られても、キャプテンは下を向きません。

(スタンドからの声援)
「がんばれー!」

この回で点差が詰まらなければコールドゲームとなる5回表、須坂高校の攻撃は、フォアボールのランナーを1塁に置いて、7番の原山さんがセンターの頭を超える2ベースヒットを放ち、スコアリングポジションにランナーを進めました。

あと一本ヒットが出れば待望の得点という場面を作りましたが、最後のバッターが三振に倒れてゲームセット。

0対49の5回コールドゲームで敗れ、新チームの初めての夏が幕を閉じました。

(中澤キャプテンからエースの二ノ宮さんへ)
「ナイスピッチング」
「ごめんな」

中澤倖之介主将:
「出場することができたということが何よりうれしい。悔しさを忘れずに、絶対1勝できるようなチームにしていきたいです」

伝統校の復活に向けて、須坂高校ナインが再び歩き出しました。