コロナ禍で広がり始めたセルフレジ。
1台100万円程度と高価ですが、新紙幣の発行をきっかけに従来の対面式レジからの入れ替えが加速しているようだといいます。

柳澤由英社長:
「まだまだこういったセルフレジの導入は3割4割くらいと聞いている。入り始めたらかなり進むのでは。これから期待している」
長野市内の温泉施設「うるおい館」は、新紙幣の導入にあわせて券売機2台を新しくしました。
池松洋平さん:
「以前はボタン式だったのをタッチパネル式にして新紙幣が使えるようになった。あと(500円の)新硬貨が使えるようになった」
新紙幣対応の機種が「奪い合い」になる前にと2023年の秋に注文し、春先には入れ替えを完了。
カードやスマートフォンを使うキャッシュレス決済の機能を付けたことも大きな変化で、海外からの観光客を中心に現金で支払いをしない人が増えたことが背景にあります。
2階の食堂にもキャッシュレスの券売機を設置。

以前はキャッシュレスは従業員が手作業で対応していたため、フロント業務の軽減にもつながったといいます。
池松洋平さん:
「(キャッシュレスの券売機で)人手がかからなくなったのが一番のメリット。以前はフロントでキャッシュレス決済の対応をしていたが、券売機で完結するので楽になりました」
日々の暮らしに欠かせないお金。
20年ぶりのリニューアルへの対応は7月以降も続きます。