参加者:
「え岩?岩?また岩?」

体毛と岩肌が同系色のため、なかなか見つからず…

探し始めて15分ほど経過した、その時。


参加者:
「アッ、いた」
「え?」
「どこのくぼみですか?」
佐藤さん:
「その木の一番先っぽのちょっと上」
参加者:
「あっ、いたいた」
佐藤さん:
「2頭歩いてますね」

浅間山荘を出発しておよそ2時間半、ニホンカモシカをついに発見しました。


参加者:
「あっこっち向いてます。いやーもう1回見たい。こっち向いてますね。あー白い顔してる。いいですね~」
参加者:
「やった~」

こうして今年初めての浅間山登山を笑顔で満喫した参加者たち。

佐藤さん:
「登るときはけっこう苦しいんですけど、山頂にたどり着いた時の達成感ですね。それでもう苦しいことは全部忘れてしまうというそれの繰り返しですね。ぜひ皆さん山を楽しんでいただければと思います」

浅間山は現在、噴火警戒レベルが2で、火口周辺への立ち入り規制が行われています。

観光局では、噴煙が急に増えたり地鳴りなどの異常を感じたりした時は、シェルターに避難するなど安全にも注意しながら登山を楽しんでほしいとしています。