連休中、各地で様々なイベントが行われましたが、長野県大町市では、思わず笑顔になってしまうこんなレースが開かれました。

公園の一角に集まったのは…色とりどりの『恐竜』たち!

大町市で4日に開かれたのは、その名も『ティラノサウルスレース』です。

長野県内外のおよそ90人が参加しました。

「頑張ります!」
「1位か2位がいいかな!」
「いい感じ!(どんな感じで走りたい?)まっすぐ!」

音楽に合わせて、しっかりと準備運動をしたあとは…

「スタート!」

まずは小学生以下の「幼獣(ようじゅう)の部」。

およそ30メートル先のゴールへ、ちびっこ恐竜たちが駆け抜けます!

東京から参加:
「最初ドキドキしてたけど、本気出したら全然楽勝だった!」

安曇野市から参加・小林昊誠(こばやし・こうせい)くん:
「この着ぐるみ3年前から買っていて、ずっと(近くで開催されるのを)待っていたんですけど、やっと開催されて嬉しい気持ちです!」

中学生以上の成獣の部に参加した、安曇野市の中学1年生・小林昊誠(こばやし・こうせい)くん。

小さいころから恐竜好きで、『将来の夢は生物学者』という筋金入りです。

小林昊誠くん:
「見た目でインパクトを残したいと思います!そのためにマラカスと、こういうふうに首輪もつけてきました」

両親と弟も見守る中、いよいよスタート!

ほかのティラノサウルスたちが勢いよく走り出す中、昊誠くんは…

(会場の実況)
「踊っている!速く走るのではなく!あ~!走り出した!目立っている!非常に目立っています!そしてゴール手前で止まって踊って…さぁいまゴールです!」

小林昊誠くん:
「うわぁ~しんどいっす!やっぱ注目されるのは先頭だけじゃないんで!」

しっかりと“恐竜愛”をアピールしました!

アメリカ発祥といわれるティラノサウルスレースは、2022年に日本で初めて鳥取県で開催され、全国各地に広まった人気イベントです。

須坂市から参加:
「何度も(親子)2人で出ています。(何が面白い?)そうですね…人間を忘れられることですかね!」

男女・年代別に、予選と決勝のレースが行われ、慣れない“恐竜姿”で全力疾走!

時には転んだり、ぶつかったり…

会場は歓声と笑顔に包まれました。

「いやぁ楽しいです!」
「かなり前のめりに。いい感じに気持ちよく走ることができました」
「足がもつれました!でも気持ちよかったです」