三村幸一さん:
「一番大きなゴミはね、流しが捨ててありました」
ゴミを片付けるっていうのも業者さんとかではなくて、みなさんがやらなきゃいけなかったってことですか?
「桜守の会」三村博昭(みむらひろあき)さん:
「そうです」
三村幸一さん:
「木がたくさんあって見えづらいとゴミを捨てやすいんですね」
鎖川沿いを覆っていたニセアカシアなどの雑木。
視界を遮るように生い茂るため、ゴミの不法投棄が後を絶ちませんでした。

三村博昭さん:
「こんくらいの木がそっちまで川までびあーっと。これこれ全部ニセアカシア」
「これがもう全部一体密集」
木を切り倒して根っこを抜いたものもある?
「抜きましたよこの辺は」「そうそう重機でね」
村山誠仁さん:
「きれいにすればゴミも捨てなくなるし、いいかなと思った」
「桜の苗木があるから、ついでに植えねかってことでね、それで仲間大勢作って大きな木を植えたんですよ」
桜並木できれいな鎖川を取り戻したい。
北耕地地区では25年前、有志で「桜守の会」を立ち上げて桜の植樹を始めました。

「桜守の会」には現在、地区の92世帯から60人が参加し、年に3回の草刈りや清掃活動など、桜並木の保全に努めています。
三村幸一さん:
「桜を植えてきれいになって見通しが良くなるとゴミの量が減ります」
「きれいだと捨てにくいんでしょうね。一つの効果があったと思います」