病気やけがで手足に障がいを負った人に必要な「義肢」などに関する専門外来が長野市内の病院に開設されました。

マヒのある足に着け、歩行を助ける「装具(そうぐ)」や、失った手足の代わりになる「義肢(ぎし)」。

県立総合リハビリテーションセンターに新たに開設されたのは「義肢装具外来」です。

清野良文(きよの・よしふみ)所長(整形外科医):
「義肢装具は変形を矯正するので、無理すると痛みが出てくる。一番はタコができたり、潰瘍ができたり、すれて痛いとか、いろんな不具合が生じる」
「せっかく何十万もかけて作ったけど、使ってないという人もいる。そういう方への対応も必要になってきますね」

専門外来では痛みなどの原因が、病気なのか、装具や義肢にあるのかを調べます。

対応策としては装具などの調整や作り直し、また手術を行うケースもあります。

センターの特色は義肢や装具をつくる専門部署があることで、こうした病院は県内に2つだけということです。

義肢装具士:
「これは足の底につける装具ですけど、足の形をとって石膏のモデルを造って、そこから手作りで造っていきます」

専門外来の診療初日の4日は、長年使った装具を作り直したいという女性が訪れました。

診察室ではリハビリの専門職なども同席。

困りごとの改善だけでなく、使う人の生活スタイルにあった装具や義肢を提案します。

清野良文所長:
「それぞれの皆さんに合った装具で日常生活(の質)がアップできるよう、そういうことを願っています」

県立総合リハビリテーションセンターの義肢装具外来は毎週木曜日で、医師の紹介状が必要だということです。