こども達の夢を応援するこども未来プロジェクト。
今回はレスリングで全国3位に輝いた小学生です。
長野県小諸市の小学6年生・井出穏(いで おん)さん。
市内のレスリングクラブでキャプテンとして小学生20人余りを率いています。
瞬発力を生かしたタックルを得意とし、全国大会のベスト8以上が出場した1月の選抜大会の44キロ級で3位に輝きました。
(井出さん)「念願のメダルをとれたのでうれしかったです」
レスリングとの出会いは小学2年生の頃。
もともとは先に始めていたサッカーのための体づくりが目的でクラブに通うようになりましたが、今ではレスリングの虜です。
(井出さん)「勝つことが楽しいです」
特に練習に打ち込むようになったきっかけは、2023年の選抜大会です。
それまで、全国に出場してもベスト8以上に進むことができなかった井出さんの目の前で、佐久市の小学生が優勝したのです。
(井出さん)「かっこいいなってその人が憧れになって、そこから全国優勝したいって気持ちになりました」
それからの1年間はほかのチームや高校などにも練習に通うようになり、県の高校チャンピオンや社会人など様々な相手と実戦形式で練習を重ねてきました。
(井出さん)「多いときは一週間全部(練習)大変だったけど楽しいからつらくなかった」
努力を重ねて成長を遂げた井出さん。
夢の日本一へ、次の目標は13歳以下の全国大会です。