ちなみにこの日は、霜田監督の誕生日ということで、夕食後には、チームからケーキのプレゼントが。
霜田正浩監督:
「きょうはもういい試合で勝ってくれたので、それだけで満足です。本当のプレゼント(優勝)は12月にください!ありがとうございました」(拍手)
負荷の高い実戦が続く中、トレーニングではポイントを押さえたメニューで課題を明確にしていきます。
チームが大切にしているのが、「優勝する基準」という意識です。

霜田正浩監督:
「その基準でそのプレーでその準備で、本当に優勝できるかって問いかけることが、良いフィードバックになると思うので、あれができた、これができたではなくて、優勝するために何が必要なのっていうのを考えて、みんながプレーをしてくれれば、自ずとプレーのレベルも質も上がっていくんじゃないかなと」
新チームの始動から、1か月余り。
選手たちはどんなことを感じ考えながら、日々を送っているのでしょうか。
キャプテンの菊井悠介(きくい・ゆうすけ)選手、副キャプテンの馬渡和彰(まわたり・かずあき)選手、そして常田克人(ときだ・まさと)選手。
今年の山雅を引っ張る3人に、話を聞きました。
【ここまでの取り組みについて】
菊井悠介選手:
「一つずつ積み上げてこられてるかなと思います。練習試合で出た課題を、次の練習試合で修正して、またその試合で出た課題をまた修正してっていうのが繰り返しできているので」

常田克人選手:
「勝つためにこれが必要ということを、もう少し発信していきたいということはすごく思っています。ただでも今キク(菊井選手)が言ったみたいに、必ずチームはいい方向へ行くと、信じて今やれてます」
J1・浦和レッズから加入した馬渡選手からは、具体的な課題も。
馬渡和彰選手:
「自分たちの時間じゃない時の失点やセットプレー、あとは自分たちが、今年は高さのある選手が前にはいないので、ボールをしっかりと保持して前進させていく。その中で相手へのプレッシャーとかでうまくいかなかった時に、どういうサッカーをするかとか、この2つはちょっと、もっともっと突き詰めなきゃいけないなって」