■「調教専用ジーンズ」開発を支えたもう1人のキーマンがいた!

(ONZO JEANS 田中洋之 代表 )
「1年半くらい履いてもらったと思うが、このような感じで傷んできている。試作品として彼に履いてもらって」

彼とは、幼稚園からの親友・茶木 太樹さんです。
(茶木太樹さん)
「変わらないです昔と。何も変わらない」
(田中さん)
「昔と変わらずにいられる少ない友達」


実は茶木さんの仕事は「調教師」。現場の人間だからこそわかるアドバイスを送ってきました。


(調教師で親友 茶木太樹さん)
「『ここを補強したらいいジーンズになるのでは』といったのが最初。あとはフィット感だったり、騎乗フォームになったときに苦しくなったりするところがあるので、『伸びる素材にしたらどうだろう』と提案をうけて『いいんじゃないか』と話したのは覚えています」
「かつてないジーンズを」と奮闘する田中さんを、茶木さんは一番近くで見てきました。


(調教師で親友 茶木太樹さん)
「熱意はすごくあると思います。このジーパンでも、こいつの“いい性格”を活かせていると」
(ONZO JEANS 田中洋之 代表 )
「(ONZOJEANSは、茶木さんがいなければ)まず間違いなくなかったと思います」
■武豊騎手とともに、ついに世界に羽ばたく「ONZO ZEANS」!

親友にも支えられ、ようやく完成したONZO JEANS。

(ONZO JEANS 田中洋之 代表 )
「もっとシェアを上げたいし、みんなが履いているジーンズにしたいと思っています。海外に向けて作っていきたいと思っているので」
その夢を叶えてくれるのは、競馬界の「生きる伝説」です。


(RSK 三輪記者)
「パリの凱旋門賞に、もしいくとしたらはいていきますか?」
(武豊 騎手)
「もちろんですよ。はいていくというか、持って行って必ず調教のときははいているでしょうね」

(ONZO JEANS 田中洋之 代表 )
「夢のような話です。おそらく勝っていただけると思うので」
日本のONZO JEANSから世界のONZO JEANSへ。


(ONZO JEANS 田中洋之 代表 )
「徐々に海外でも見てもらえる場が増えてくると思うし、そのチャンスを逃さずにしっかりやっていきたいと思います。それの中で児島産のジーンズが世界に出ていけば一番いいと思います」

競走馬に託された多くの夢を、陰で支える「ONZOJEANS」。児島発のジーンズが世界を駆け抜けようとしています。