岡山県倉敷市の倉敷中央病院で、院内で使用されていた患者の情報が記録されていたUSBメモリ1個が紛失していたことがわかりました。
倉敷中央病院によりますと、今月(12月)3日、循環器内科と心臓血管外科の手術中に測定したデータを院内の別部署に移すため、USBメモリにデータを保存しましたが、翌日の4日、USBメモリが所定の保管場所に見当たらないことが判明、院内を探したものの見つかっていないということです。
USBメモリには、2022年1月から今年12月までに手術を受けた患者1,162人分の患者IDや年齢などのほか、手術時の検査値や術式などが画像データとして保存されていました。住所や電話番号などは含まれていませんが、暗号化やパスワード設定はされていないということです。
現時点で第三者による不正利用などの報告は確認されていないということですが、病院では対象の患者に説明するとともに、専用の問い合わせ窓口を設置し対応するということです。また今後、管理体制の見直しと職員教育をさらに強化し、安全な情報管理を徹底するなどして再発防止に取り組むとしています。










