片山結愛選手の練習に密着

練習が始まるのは、いつも日が暮れてから。片山結愛選手が地元、綾川町の体育館に姿を見せました。

──毎回この時間からですか?

(片山結愛選手【画像①】)
「はいそうです」

【画像①】

岡山市のノートルダム清心女子大学に通う4年生。週に4~5日の練習、土日は遠征試合と多忙な日々です。生まれつきの難聴で、右耳に人工内耳、左耳に補聴器をつけて生活しています。

ラケットを握ると…その姿からはハンデを感じさせません【画像②】。

【画像②】

地元のスポーツ少年団で小学3年からバドミントンを始め、高校までは耳が聞こえる人たちと競い合ってきました。

(片山結愛選手)
「何かスポーツをしたいなと思った時に、バドミントンなら人工内耳と補聴器にシャトルが当たっても危なくないと思って、弟や友達と一緒に始めました」

「みんなが『聞こえる』というのが、どれくらい聞こえるのかわからないので、乗り越えるというより、みんなと同じようにバドミントンをしてきました」

【画像③】