きっかけは約20年前 知人女性に「抵抗されずに性的暴行を加える」
検察の冒頭陳述によりますと、男は約20年前に知人から「女性に睡眠作用などがある薬物を混ぜた酒を摂取させると、抵抗されることなく、性的暴行などを加えることができる」と聞いたといいます。
この方法を知った男は、実際に、知人から譲り受けた睡眠作用などがある薬物を、酒に混ぜて女性に摂取させ、睡眠状態になった女性に性的暴行を加えたとされています。
“青色のカクテル”を提供 その後、デジカメで撮影し保存
検察の冒頭陳述などによりますと、2018年9月に男は、男の自宅から花火大会を見ることを提案し、知人女性Dら4人を招き、女性Dに睡眠作用のある薬物を混入した“透き通った濃い青色のカクテル”を摂取させたとされています。
睡眠状態の女性Dを残して、他の知人3人は帰宅。その後、男は女性Dに対し、性的暴行を加え、持っていたデジカメで撮影し、ハードディスクに保存したといいます。
明け方に起床した女性Dは、薬物の作用でカクテルを飲んだ後の記憶がなく、被害に遭ったことにも気づかないまま帰宅したということです。