合志市は重度心身障害者への医療費に関して、助成の対象外とわかっていながら2年間支給し続けた職員2人を懲戒処分しました。

減給10分の1の懲戒処分となったのは当時、健康福祉部に所属していた男性課長(53)と男性審議員(53)です。


合志市によりますと2人は重度心身障害者への医療費助成と併用できない指定難病医療の公費負担を受けている市民に対し、助成の対象外と知りながら支給を続けていたということです。

2人は、将来的に制度が変わり対象外ではなくなると見込んで、担当職員から報告を受けながらも2021年からの2年間、約30人に対し月に合わせて10万円ほどを支給していました。

合志市は今後、返金を求めるか協議しています。