市長選を判断の場に――「選挙の前に結論を」
では、この問題はどう決着させるべきか。伊藤名誉教授は明確に「選挙前に結論を出すべき」と主張する。

「筋としては選挙の前に結論を出して、それを選挙の投票の材料にするというのが私は筋ではないかなという気がしてますね」
その理由は、これまで一度も市民がこの問題で意思を示す機会がなかったことにある。前回の市長選でも市議選でも庁舎問題は争点化されておらず、市民は「選択する機会」を実質的に持ってこなかった。
「今回その建て替えのこういった計画が出てきたタイミングと選挙のタイミングというのが、かなり近いタイミングですので、できればこれをその選挙の争点というか、判断材料の一つにするというのは、私はあってもいいんじゃないかなという気がしています」
選挙は庁舎問題だけで決まるものではない。しかし伊藤名誉教授は、市政への影響の大きさを踏まえてこう強調した。「市の財政問題にも直結する問題でありましてですね、これからその市がどういう事業をするにしても、こういったその借金の問題というのはついてきますので。まあここはやはり大きな争点というか、まあ問題として置いてもいいんじゃないかなという気がしますね」









