一方で・・・懸念も

ただ、白線の間隔が広くなることで不安なこともあります。

視覚に障害がある人は白線の明るさを頼りに横断歩道を認識していて、その白い部分の面積が減ることを懸念する声がありました。

そこで県警は、視覚障害がある人に新しい横断歩道を渡ってもらい、意見を聞くことにしました。

体験した視覚障害者「コントラストがはっきりしていた方が、黒と白がはっきり見えやすいと思う。色はきれいで見やすい」

「間隔が広がったことに問題はない」という感想でしたが、白い部分がかすれると判別しにくくなるため、「見やすい状況を維持してほしい」と要望があがりました。