そのメリットは?
熊本県警交通規制課 竹浦成顕 課長補佐「間隔が広がることで、整備する横断歩道の本数が少なくなるので、費用の合理化が図れる」
舗装する面積が少なくなるため、この横断歩道では、45㎝間隔だと塗料の費用が67万円かかるところを、90㎝間隔にすることで47万円ですむということです。

また、車が白い部分を通ることが少なくなり、舗装が長持ちすることも期待されています。
こうしたメリットがあるため、警察庁が去年、間隔を広げることを許可するルールに変えました。
同じ予算で、多く舗装
熊本県内の横断歩道は約9500か所ありますが、中には舗装が薄くなったところもあります。ただ予算に限りがあり、1年間で補修できるのは、800か所ほどに留まるといいます。
車の通行量にもよりますが、早いところでは3年ほど経つと補修が必要になります。
今後、白線の間隔が広い横断歩道が増えれば、同じ予算でも多くの場所を塗り直せる可能性があります。

竹浦課長補佐「これが少しずつでも広がっていけば、他の横断歩道の補修に費用を回せる点が期待される」









