熊本県八代市の小野泰輔市長が就任後初の定例市議会に臨み、新八代駅周辺での再整備計画を見直す考えを示しました。
八代市では、中村博生・前市長のもと、新八代駅の周辺で5000人規模以上のアリーナを中心とした大規模集客施設の建設が計画されていました。

しかし小野市長は10月3日、建設資材や人件費の高騰のほか、県が県立総合体育館(熊本市西区)をアリーナ施設として現在の場所で再整備する方針を示したことに触れ、計画を見直すことを明らかにしました。
八代市 小野泰輔市長「今までの規定路線のままではなく事情の変化に応じて、その先にどうやって新八代駅周辺を開発していくか考えていきたい」
小野市長は「これから市政を運営する上で最も重要なのは、市役所が市民から信頼される組織であること」として、「見える市政の実現を第一に取り組む」としています。
小野市長「これまで県政・国政に関わってきた経験と、そこで培った人脈を生かしながら、この八代を子どもたちが誇れる町にしていくことが私に課された使命」