2日の午前11時すぎ、山形県庄内地方・鶴岡市の沖に巨大な竜巻と見られる物が現れました。その様子を撮影した視聴者が、TUYに動画を寄せてくれました。
天高く伸びる渦状の雲に、海面には霧のようになった水しぶき。動画を見ると、とても太く巨大な渦が、海の水を巻き上げて空につながってく様子がわかります。
TUYで今週お天気情報を担当している杉澤綾華気象予報士によると、この時間帯の庄内は、上空に寒気が入った影響で大気の状態が不安定になり、対流が起き、地表の暖かい空気が上昇気流となって積乱雲ができたとのこと。
その流れで竜巻とみられる渦が発生したとみられます。
春や秋は、上空と地表付近との気温差が大きくなることがあり、こうした現象もみられる可能性があるとのこと。中でも秋は竜巻が多いシーズンだということです。