後世への継承などを目的に熊本市教育委員会が認定する「郷土文化財」について、新たに1件が認定されました。

熊本市の郷土文化財(無形民俗文化財)に新たに認定されたのは、熊本市中央区細工町の「白梅天満宮の風神大根」です。

白梅天満宮の「風神大根」は、毎年11月14日に、無病息災を祈るため70年以上前から実施される伝統行事です。

男性だけで大根料理を作り「ふた口と食べられないほど辛い」と言われますが、食べると、その1年は風邪をひかないと伝えられています。

これまで、保存会によって継承されていて、2025年9月に開催された市文化財保護委員会で「認定が望ましい」と答申され、その後、正式に認定されました。

市の郷土文化財は7件目で、市は10月中に認定式を開く予定です。