防災の専門家に話を聞きました。

熊本大学 竹内裕希子教授「避難所に行くことが避難ではなく、安全確保ができることが避難です。なので、避難所自体は安全な場所かもしれないが、そこに行く避難経路が危険であるならば回避しなければいけないですし、 行く選択とは別の選択肢を設けることが重要」

内閣府が示す「避難行動判定フロー」でも、住んでいる場所にどんな災害リスクがあるかをハザードマップで確認し、危険度が高いならば「原則避難」、そうでなければ「避難場所に行く必要はない」と明記されています。

住所の「災害リスク」確認を

竹内教授は「災害時には段階的に様々な情報が出てくるため、自分にどの情報が必要なのかを見極めることが重要」だと指摘しています。

竹内裕希子教授「一人一人が、自分が住んでいる所のリスクに合わせて考える必要がある」「本当に5分10分で車が浸水してしまうような状況が今回もあったと思われるので、移動中の急激な変化にどう対応するのか検討していく必要がある」