梅雨入り早々の大雨となりました。

梅雨前線の影響で、熊本県内は、11日(水)の明け方にかけて激しい雨が降る恐れがあります。

記者「朝から降りしきる雨の影響で、道路の一部では水がたまっていて、車が通る度に大きな水しぶきが上がっています」

熊本県内には発達した雨雲がかかり、10日(火)午前11時半ごろ、天草市牛深で1時間に36.5ミリの激しい雨を観測しました。

10日(火)朝は熊本県の北部で雨が強まり、南関町は、午前8時に「高齢者等避難」を発令し、自主避難所を開設しました。

自主避難した人(80代)「近所の方から『いまのうちに避難した方がいい』と言われたから。怖いです。自宅の後ろの杉や竹が崩れてきたらどうしようかと」

8日(日)の降り始めからの雨量は、阿蘇市乙姫や人吉市で200ミリを超え、県内は地盤が緩んでいる所があるとして、気象台は、土砂災害に注意を呼びかけています。

九州北部にある梅雨前線は次第に南下する見込みで、県内は11日(水)の明け方にかけて雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。

10日(火)午後8時からの《雨シミュレーション》は画像で掲載しています。

11日(水)夕方までに降る雨の量は多い所で100ミリの予想です。