昭和42年(1967)3月、熊本市にある子飼橋(こかいばし)の歩道取り付け工事の映像です。当時の子飼橋は2車線のみの道路橋で、幅7.2mに車と人が混在する大変危険な状態でした。そこで橋の片側に歩道を取り付ける工事が進められました。当時ニュースはこう伝えています。

「熊本市の子飼橋では、歩行者の安全のため歩道の取り付け工事が今急ピッチで進んでいます。子飼橋は交通量が多く、道幅も7.2mしかないため、歩行者は安心して橋を渡ることができません。


近くには子飼商店街があって、多くの買い物客もこの橋を行き交います。
そこで熊本市は850万円をかけて橋の片側に歩道の増設を急いでいます。


工事は、これまでの子飼橋の下流側に幅1.5mの歩道を取り付けるもので、近く完成する予定です。」
