特定の地域を強く意識したスマートフォンのゲーム「ご当地RPG」が増えています。「岐阜クエスト」「まるがめクエスト」など、その数は全国に10以上。

例えば秋田県秋田市の「秋田市クエスト」は、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」をイメージしたというゲームです。主人公の女の子が、何者かに歪められた秋田市の時空を戻すために秋田市が舞台のフィールドを冒険し、仲間と共に戦います。
「ご当地RPG」の経済効果
「秋田市クエスト」では秋田市の観光名所が登場するほか、実在する商品をゲーム内のアイテムとして購入することもできます。
2023年に無料配信を始め、2025年2月現在までに約1万8000人が利用。ゲームをきっかけに現地を訪れる「聖地巡礼」をする人もいるそうです。

「ご当地RPG」の存在感が高まる中、2月28日には熊本県あさぎり町が新たなゲームの配信を始めました。
地域の注目度をあげる、ゲームの仕掛けに迫ります。