熊本市内でマンホールの中の壁が腐食して鉄筋が露出した状態になっていたことが明らかになりました。管理する熊本県は、できるだけ早く補修することにしています。
異常が見つかったのは熊本市北区山室の国道3号にあるマンホールの中です。

下水道管自体に異常はなかったものの、マンホールの中の壁が腐食して鉄筋が露出していたということです。
これはきょう(26日)の県議会建設常任委員会で公表されました。
1月28日に起きた埼玉県八潮市の陥没事故は、下水道管の腐食が原因とみられています。
そこで県は2月10日から、直径80㎝以上で使い始めてから30年以上が経過している下水道管9.2㎞を対象に、腐食やひび割れがないかを点検していました。

今回異常が見つかった地点について県は、すぐに陥没につながる状態ではないものの、放置すると鉄筋の腐食が進み状況が悪化するため、早期に補修工事を実施したいとしています。









