この春の卒業式や入学式などに向け、熊本県上天草市ではカスミソウの出荷が最盛期を迎えています。

上天草市大矢野町では、現在13戸の農家がカスミソウの栽培に取り組んでいます。

ここ成田誠(なりた まこと)さんのビニールハウスでは、花が咲き始める前の朝早い時間に収穫が行われています。

カスミソウは細かく分かれた枝の先に霞をかけたように白い小花を咲かせ花束の中ではとても人気の高い花です。

今シーズンは夏場の高温で水の管理が大変だったということですが、寒暖差が大きいほど栽培には適していることもあって、花付きが良いものが出来上がっているとの事です。

今の時期、JAあまくさ管内では、収穫が終わる7月までに約300万本が出荷されます。