理不尽なクレームや嫌がらせなど社会問題にもなっているカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」。熊本市では対策として来年度(2025年度)から電話の録音装置を導入する方針です。

熊本市の調べでは昨年度、職員全体の約17%にあたる1103人がカスハラを受けたとしています。

カスハラは、精神的な苦痛に加え業務に支障が生じるケースも少なくなく、対処方法も難しいことから早期の対応が求められていました。

このため熊本市は来年度の当初予算案に約5000万円を計上し、2025年の夏から秋頃にかけて電話の録音装置を本庁舎や区役所などに導入する方針です。

置では通話を録音することを伝える音声案内も流れるということです。