長年にわたって集めたカップが全て…熊本地震からの再出発

糸永アナ「このカップを選ぶ楽しさ、お店のシンボルのような感じもするんですよね。前のお店では、熊本地震でこのカップたちもかなり被害を受けたんですよね?」

佐野さん「前のお店では全部割れてしまいました。あれ何年前ですかね」

糸永アナ「2016年ですからね。あの日、実は前震の当日、最後のお客さんが私と田名網駿一(たなあみ しゅんいち)アナウンサーだったんですよ」

佐野さん「そうでしたもんね、はい」

糸永アナ「だからすごくショックで。たまたまその日に訪れていて、そのあと地震が起きたっていう状況だったんですけれども。カップも今はこんなにたくさん戻ってきたといいますか、新しく揃えたんですね」

佐野さん「あれから少しずつ増やしてきたんですけど、お客様から『使ってほしい』とお預かりしている、そういうものもございます」

糸永アナ「思いの詰まったカップで一杯頂くことができるというわけなんですね」

佐野さん「じゃあカフェオレをお出ししようと思います。泡立てのミルク、いかがでしょう?」

(泡立てたミルクを鍋に注ぐ)

糸永アナ「うわぁ!クリームのように、これはまた雰囲気が変わりますね。このカップがいいですね。お店の雰囲気にぴったりですよね、茶色と水色が映えるという」

糸永アナ「では、せっかくですのでいただきます!(一口飲んで)一気にまろやかになって、ほっ…と一息つくことができます」

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