熊本市民の台所、田崎市場では2024年最後のせりが行われました。
日の出前の田崎市場では、厳しい冷え込みの中威勢のいい掛け声が響き渡りました。

魚介類のせり場では開始直後に119キロの長崎産の本マグロが競り落とされたほか、正月に欠かせない縁起物のブリやタイなども所狭しと並べられ、集まった仲買業者が「せり盆」と呼ばれる小さな黒板に素早く金額を書き込み目当ての魚を競り落としていました。
市場関係者によりますと今年のブリの流通量は例年並ということですが、赤潮の影響で夏に餌やりができない時期があり小ぶりでの入荷が目立つということです。

田崎市場の初せりは年明け5日に行われます。