熊本の観光地や酒店からは “喜びの声”
記者「観光客で人気の城彩苑でも、熊本のお酒を買い求める人の姿が見られます」
観光客が熊本の日本酒や焼酎について説明を受けていました。

スタッフ「一つの酒蔵が家族で作られているので、年間3000本くらいが限度です。だからあまり熊本県外に出ておりません。県内でも置いているところは多くないです」
熊本の焼酎に興味津々の観光客も。
福岡から「(登録の方針は)うれしいです。日本人としてうれしいです」
京都から 「(熊本は)焼酎の方が多いイメージで、日本酒もおいしい。世界が注目してくれて、より日本の良さが伝わるんじゃないかな」

熊本市にある酒店。 熊本で造られた日本酒と焼酎130種類ほどが販売されています。
川上商店 川上靖 代表「大変うれしい。お酒に携わっている者として、日本の伝統的な麹を使ったお酒が世界に認められた瞬間だと思います」

熊本で日本酒や焼酎を作る酒蔵は約40あり、それぞれが熊本で発見された酵母を活用するなど熊本ならではの酒造りが盛んだと川上さんは言います。
川上代表「あまり大きい蔵ではなくて、ほとんど目が届かない手作りの作業がいっぱい入ったお酒を作っていますので、それが熊本のお酒の魅力につながっている」

ユネスコの無形文化遺産への登録をきっかけに、熊本の酒の技術や歴史が多くの人に伝わることを期待しています。
川上代表「熊本のおいしい焼酎や日本酒を飲んでもらえるように活動していければ」









