ユネスコの無形文化遺産に日本の「伝統的酒造り」が登録される見通しとなりました。熊本県でも「酒」への注目度が上がりそうです。
日本酒や焼酎の伝統製法『伝統的酒造り』
阿蘇で260年以上日本酒を作り続けている山村酒造。「れいざん」で知られ、今まさに新酒の仕込みが行われています。

このような「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録される見通しとなりました。
山村酒造 山村美紀子さん「うれしいですし、私たちの仕事を改めて誇りに思える機会になりました」
「伝統的酒造り」は、杜氏(とうじ)と呼ばれる職人たちがこうじ菌を使い、日本各地の気候風土にあわせ経験に基づいて築きあげてきた日本酒や焼酎などの伝統的な酒造りの技術です。

今、厳しい状況にある酒造業界にとって今回の登録見通しの動きは…。
山村さん「日本酒業界が小さくなっている現状があるので、それを守る、発展させるというのが、いいタイミングだったと思っています」
山村酒造の職人が伝統を受け継ぎ造る今年の新酒は12月に完成予定です。

山村さん「新酒も12月に出ますので、それを楽しみにしている方とまだ飲んだことがない方に、一人でも多く広げていきたいと思っています」









