9月9日は「救急の日」です。今年7月に的確な救命処置を行ったとして、消防が熊本大学の学生に感謝状を贈りました。

感謝状を受け取ったのは、熊本大学大学院生の松田空(まつだ そら)さん(24)と百﨑有輝(ももさき ゆうき)さん(23)です。

今年7月、大学内でのグループワーク中に男子大学院生(23)が病気で突然倒れ、心肺停止状態になりました。

一緒にいた2人は救急車が来るまでの約10分間、周囲の学生たちと協力して、心臓マッサージなどに取り組みました。

その際、現場の映像をリアルタイムで消防に送りながら通話できる「Live 119」も活用しました。

松田空さん「(現場の状況説明を)映像に任せることで正しい情報を伝えられるし、正しい指示を受けられることで安心感があり、冷静に対応できた」

倒れた学生はその後、退院できたということで、松田さんたちは迷わずに119番通報することや「Live 119」の重要性を感じていました。