力を合わせて「一緒に青春している」

5月に行われた「みなまた物産展」。毎年、定時制商業科の生徒は地元の飲食店や企業と協力してスイーツなどの商品開発を行い、販売しています。今年は水俣産の玉ねぎや菊芋を使った惣菜パンを2か月かけて開発しました。

森下さん「商品っていうのはスーパーの特売みたいに盛ってあるのがいい、あれが手に取りやすいのよ」

販売はすべて生徒たちだけで行い、森下さんは集客を担当しました。

「定時制の先生ですか?」
森下さん「先生に見えますでしょ?校長でも何でもない、生徒です」

愛嬌を見せながらの接客の甲斐あってか、売れ行きは好調でした。

森下さん「みんなで力を合わせて頑張ろうというのが、一番楽しみです。一緒に青春しているのを感じています」

定時制高校は4年で卒業を迎えます。3年生になったばかりの「森じい」の”青春”は、まだこれからも続きます。