■ 山椒って万能なんです

佐藤さんたちは、山椒の加工にも取り組んでいます。町内の加工グループに協力を仰ぎ
「ぶどう山椒」を使った調味料を開発。地元の物産館などで販売しています。

さらに。地元のキャンプ場と協力してスパイスを開発中です。

甲佐町キャンプ場 COMMON IDOE 東祐輝さん
「焼いた後にこれかけてもおいしい」

佐藤さん
「あー、そりゃそうだろうね。うん、うまい」

東さん
「山椒を使うって、結構難しいのかなとは思ったんですけど、使い方はそれぞれ、いろいろ使えるんじゃないのかなぁ」

地元の人気カフェでも「宮内地区の山椒」を使った料理が提供されています。こちらは山椒をたっぷり使ったシフォンケーキ。

佐藤さん
「山椒の香りがしますね、食べた時に」

diningspace 欒時 加藤理恵子 オーナー
「肉にも魚にもいけるし、クッキーも作ってみたら美味しかった」

佐藤さん
「意外ですもんね、山椒とスイーツって。実際にものになって、こんな美味しいからですね」

佐藤さん
「葉っぱが出ているのは全部山椒ですね。どうしても木なので寿命もあるので、次の世代を増やしていく作業も同時並行で」

甲佐町 宮内地区の「ぶどう山椒」地域を元気にする刺激になっています。