前衛的な画家として世界に知られるマナブ・マベの作品展が熊本県宇城(うき)市の不知火(しらぬい)美術館・図書館で始まりました。
マナブ・マベは、宇城市不知火町の生まれで、10歳でブラジルに渡りコーヒー園で働きながら大好きな絵を描き続け、やがて数々の国際的な美術展に入賞し、国際的な抽象画の巨匠として活躍しました。

今回の展示は、マナブ・マベの生誕100年を記念したもので不知火美術館収蔵の作品53点が展示されています。

作品は、ブラジルの大自然を思わせる鮮烈な色彩と書道のような筆運びが特徴でブラジルと日本の融合を感じさせます。

このマナブ・マベの作品展は、6月16日まで、宇城市の不知火美術館・図書館で開かれています。
