食肉の卸業者が考える「1位の理由」

最後に訪ねたのは熊本の食肉事情に詳しい「とり康」。

創業約60年、飲食店やスーパーなど食肉全般の卸しを行っています。

熊本市が鶏肉消費量1位の理由とは?

とり康 営業所 上田将仁 所長「正直わかりません…」

ただ、「とり康」の販売割合データを見てみると。

上田所長「豚肉と牛肉をあわせても鶏肉に及ばないくらい、鶏肉を売っている」

ランキングから見える “畜産王国”九州の強み

そもそも九州は全国でも畜産が盛んなこともあって、特に鶏肉の使用量は多いのだとか。

上田所長「今回は熊本が1位だったんですけれど、そのあとが福岡、大分、宮崎…上位は九州が占めていて、九州はどの県が1位になってもおかしくない」

上田さんは、宮崎や鹿児島など全国有数の鶏の産地が近くにあることも消費量に影響しているのではないかと言います。

上田所長「鮮度がいい鶏肉が手に入り、どこのスーパーで買ってもおいしい鶏肉が食べられるので 安心して手が伸びているのでは」

川上リポーター「やっぱり上田さんも鶏肉が好きですか?」

上田所長「肉は全部好きです!」

物価高の影響で、なかなかお腹いっぱいお肉を食べる贅沢って遠慮してしまいますよね。お手頃で万能な鶏肉をつかって、今夜はからあげでもいかがでしょうか?