熊本県天草市の建設現場で、コンクリート製の資材に挟まれた男性作業員が死亡しました。

今日(14日)午前8時45分ごろ、天草市本渡町で、商業施設の建設現場から「20代の男性が挟まれ意識が朦朧としている」と119番通報がありました。

挟まれたのは、作業員の山下拓哉さん(26)で、消防が駆け付けたとき、意識がなく、その後、ドクターヘリで熊本市内の病院に運ばれました。

警察の発表によりますと、山下さんはその後、午後8時40分過ぎに運ばれた病院で死亡が確認されたということです。

山下さんは当時、別の作業員2人とパワーショベルを使って重さ約1トンのコンクリート製の枡を地中の穴に設置する作業をしていて、穴の中にいた山下さんが、枡を吊り下げる金具を調整していたところ、パワーショベルのアームが動き、山下さんが穴の壁とブロックに挟まれたとみられています。

警察が、関係者に話を聞くなどして当時の状況を調べています。