【がん患者支援】
<アピアランスケア推進事業>(予算額569万円)=新規予算
がんと闘っている人に、医療用ウィッグなどの購入費用を助成します。
熊本市では2019年に約5000人のがん患者がいますが、抗がん剤や切除手術の影響で外見が変わることで、社会参加の意欲などが低下するケースが多くあります。
そこで、医療用ウィッグや人工乳房などの購入額の半額(上限額あり)を補助することで、心理的・経済的な負担を減らして、就労や社会参加を後押しします。
【ヤングケアラー支援】
<(仮称)若者・ヤングケアラー支援センター運営経費>(予算額1280万円)=新規予算
家事や家族の世話などに追われる子どもたち「ヤングケアラー」を積極的に支援します。
今は匿名での相談が多いため、具体的な問題の解決に繋がりにくいのが現状です。そのため、専門的支援のノウハウを持つ民間事業者に相談業務を委託して、訪問支援を強化することで必要な支援に繋げます。
また、ヤングケアラーなどが気軽に立ち寄れて、安心して自分の時間を過ごせる場所を10月にも作ります。