【こども食堂】
(予算額31万円)=新規予算
「こども食堂」の開設を後押しします。
無料や安い価格で子どもたちに食事を提供する「こども食堂」は、熊本市では民間団体が運営しています。
しかし今年1月時点で「こども食堂」があるのは92の小学校区のうち49校区にとどまっていて、「開設に向けた支援をして」「こども食堂を運営する人が意見交換ができる場を作って」という声も熊本市に寄せられています。
そのため、開設していない校区での設置を地域団体に呼び掛けたり、「こども食堂ワークショップ」を開いたりして、開設場所を増やす方針です。
【歯の健康】
<節目年齢歯科検診>(予算額1780万円)=予算拡充
20歳と30歳になった市民が、歯科検診を受けられるようになります。
これまで熊本市は、40歳▽50歳▽60歳▽70歳・・・の節目を迎えた市民に歯科検診をしています。
ただ、20代や30代は、妊婦の歯科検診を除けば、公的な歯科検診を受ける機会がありません。
熊本市が去年、20代と30代の市の職員を対象に調査したところ、その86.4%に「歯肉に炎症がある」との結果が出ました。
放っておくと歯茎が弱くなり、虫歯などのリスクがあるため、熊本市は「若いうちから口や歯の健康管理を意識してほしい」として、原則として400円の自己負担で歯科検診を受けられるようにします(市民税非課税世帯は無料)。
対象は20歳と30歳を合わせた約1万4500人で、対象者には6月か7月にも郵便で知らせます。