◆水質が特に良好な水浴場

調査結果の推移を見ると、開始時の1973年には2か所「不適」があったが76年を最後に登場しない。反面、水質AAの場所は年による増減はあるものの、198か所(1990年)→474か所(2022年)と増加傾向であることは間違いない。環境省によると、2022年の調査対象のうち水質が「特に良好」な水浴場は下記の通り。
秋田県仙北市 田沢湖
東京都大島町 弘法浜
東京都新島村 本村前浜
東京都三宅村 大久保浜
静岡県沼津市 大瀬
静岡県沼津市 島郷
静岡県沼津市 千本浜
静岡県沼津市 平沢らららサンビーチ
沖縄県うるま市 伊計ビーチ
沖縄県読谷村 読谷村営残波ビーチ
去年は沼津市から4か所もランクインしており、一帯の水質が優れていたことがわかる。気になる2023年の調査結果は6月ごろに各自治体のホームページなどで公表され、7月ごろに環境省が全国のまとめを発表することになっている。海開きまでもう少し。「国民の利に資する」ために公表されている水質情報を参考にお出かけ先を選んではいかがだろうか。







