ロボット掃除機「ルンバ」を手がける企業が小学生を対象としたプログラミング授業を開催しました。「進む」、「止まる」「曲がる」などの動作をロボットに上手く指示できたのでしょうか?

◆思ったようにロボットを動かすには

佐賀市の本庄小学校で開催されたプログラミングの出張授業。ロボット掃除機「ルンバ」を手掛けるアイロボットジャパンが開催したもので2年生の児童29人が参加しました。今回の授業は、タブレットで「進む」、「止まる」、「曲がる」などのプログラムを組みデータをロボットに転送して思い通りにロボットを動かすことが狙いです。

児童たちは、決められたコースに沿ってロボットを動かすことができるのでしょうか?なかなかうまくいきません。
ロボットへ出す指示を加えたり、修正したりしながら試行錯誤する子供たち。楽しみながらも動くロボットを見る表情は真剣そのものです。

◆モノづくりに“わくわく”

課題をクリアした子供たちは、さらに複雑なコースに挑みます。仲間と話し合いながら何とかロボットを指示通りに動かしていた子供たち。ロボット、そしてモノづくりに興味を持つことができたのでしょうか?

参加した児童「最初は難しかったけど、どんどんやっていたら簡単になってきた」「いっぱい障害物があったけどゴールできた」

アイロボットジャパン・挽野元社長「これからの未来がロボットですとかAIですとかそういったものと人間が共生する世界になりますから、今日の授業からこれからどういう世界になるんだろうっていうのを想像しながら人間とロボットがより共生するようなヒントを掴んでもらえたらと思っています」

◆将来は自社のエンジニアに?

アイロボットジャパンが小学校で出張授業を開催したのは全国で2回目です。子供たちに将来、ロボット掃除機「ルンバ」の開発を担うエンジニアになってもらいたいという願いも込められています。