◆運転代行サービスの予約アプリも登場

飲酒運転を無くすために活用が期待されるのが、運転代行サービスです。福岡市中央区のIT企業ヒラコーは、全国の運転代行業者をまとめたアプリを開発しました。

画面のボタンを押すだけで、簡単に予約を取ることができます。ヒラコーは3年前から、このアプリを利用した人数に応じて美也子さんが代表を務める「はぁとスペース」に寄付しています。
ヒラコー 平川浩輔社長「お酒を飲んで車で帰りたい人がしっかりと代行を呼んで、代行屋さんが運転をして帰るというところをやって、ここに関しての飲酒運転ゼロっていうのを目指していきたいなと思っています」

ただ時間によっては、配車できないケースが増えているといいます。
GーCROSS・運転代行事業部 土井千香子部長「車が何台あっても、待ち時間が長くなったり、とてもじゃないけど、お迎えには上がれないという状況」
◆運転代行サービスの現場では

福岡県那珂川市の運転代行業者です。コロナ禍でもドライバーを減らさずに営業を続けてきましたが、週末の夜など配車が追いつかない時もあると話します。
GーCROSS・運転代行事業部 土井千香子部長「時間帯によっては、車が『次の次』まで予定が決まってしまっている時もたくさんありますので」

福岡県警によりますと、代行運転を待ちきれずに飲酒運転をした事例もあるということです。「台数を増やして対応できるようにしたい」と話しますが、運転手の確保に苦労しています。
GーCROSS・運転代行事業部 土井千香子部長「代行の場合は、2人がそろわないと1台の車が出せない。そこに苦労しています」







