福岡県飯塚市出身で102歳の現役画家・野見山暁治(のみやまぎょうじ)さんが、母校の中学生に特別授業を行いました。


◆102歳の今も創作活動
福岡県立美術館で行われた特別授業には、野見山さんの母校である嘉穂高等学校附属中学校の生徒たちが参加しました。野見山さんは現在の東京芸術大学を卒業後、フランスに12年間滞在。数々の賞を受賞し、102歳となった今も精力的に絵を描き続けています。


◆“迫力とか心にくるものがあった”
美術館には野見山さんの油絵やデッサン、46点が展示されていて、生徒たちはメモを取りながら目を凝らして作品を鑑賞していました。

生徒「迫力とか心にくるものがあって面白かったです」
野見山暁治さん「自分が感じたものを表現できればいいと思っています」

野見山さんは「体力が続く限り、今後もこうした授業を行っていきたい」と話しています。