福岡県では8月25日から31日までの1週間を「飲酒運転撲滅週間」としている。
2026年8月25日夜、福岡市東区の「海の中道大橋」で酒を飲んだ福岡市職員の男(当時22)が運転する車が大沼かおり(当時・大上かおり)さんの家族5人が乗った車に追突。
追突された車は海に転落し、長男の紘彬(ひろあき)くん(当時4)、次男の倫彬(ともあき)くん(当時3)、長女の紗彬(さあや)ちゃん(当時1)が亡くなった。
この事故から20年の節目となる日の前日、福岡市で講演した大沼さんは自作の詩を朗読した。
「紘彬の救助を諦め、倫彬と紗彬の救助を選んだ。あの日の選択を私は自分で許すことができない」
「命を語り継ぎ、未来へつないでいくために、私は生かされたのだと思えるようになった」
「今、苦しみ悲しみの中にいる人たちの道しるべに私はなりたい」
朗読された詩の内容はあの日から一変した大沼さんの20年と今の思いが込められたものだった。
※大沼かおりさんの講演は前編・後編で掲載しています。
【前編から読む】「紘彬・倫彬・紗彬が亡くなった状況は過酷で壮絶でした。だから…」自分の苦しみ、悲しみを口にできなかった母【3児死亡飲酒事故から20年・前編】







