「エロいもの」というイメージからの脱却

悩める女性たちの声に耳を傾け、熱心に接客をするのが「iroha」の真仲潤さん(34)。
事業計画からプロモーション立案までを統括しているブランドマネージャーだ。
iroha ブランドマネージャー 真仲潤さん
「お客様と実際にお話しすることで、どんなことに悩んでいるのか、何を求めているのかをお聞きすることができるので、こうしたイベントは商品開発につながる貴重な機会なんです」
可愛らしい形と色使い。
心理的抵抗が少ないデザインが特徴の商品。
商品の開発は、ユーザーの声をもとに女性社員を中心としたチームで行っている。
「初めてでも使いやすいような、低価格で細身のアイテムが欲しい」
「性交痛で悩んでいるので、太いアイテムを使うのは不安」
そんな声を受けて生まれた商品もある。
尿漏れや性交痛の改善など、セルフケアを目的とした新規ユーザー向けの製品もこうした声から生まれた。
iroha ブランドマネージャー 真仲潤さん
「従来のアダルトグッズや、男性が女性を喜ばせるためのアイテムというイメージから脱却し、現在irohaの製品は医療機関や学会での展示・発表も行われています。いわゆる『エロいもの』というイメージから払拭されつつあるんです。女性が自身の心地よさや心と体と向き合うためのセルフケア、セルフプレジャーアイテムとして、自ら選ぶものへと変化してきていると感じています」
真仲さんによると、「大人への性教育」を目的に商品を置いてくれる医療機関のほか、日本性機能学会では「女性性機能障害」の観点からirohaが注目された。
学会でirohaを紹介した医師は「怖さからセックスができない女性も多く、『痛い』と言われた男性も何もできなくなってしまう。『女性が性快楽を得てもいいんだ!』という教育も必要だ」と熱弁したという。










