中国の警戒:深まる対立とレアアース規制
一方、中国は強い不快感を示しています。高市総理の発言を受け、中国外務省は「日本が台湾に口出しする資格はない」と猛反発し、総理自身、また総理の周囲にいる保守派の政治家を念頭に「戦後の国際秩序に挑戦する右翼勢力の野心を暴露した」と非難しています。
中国は現在、日本産水産物の輸入停止に加え、観光客の渡航自粛、さらには中国産レアアースの対日輸出規制強化という強硬な対抗措置をとっています。
レアアースはAIやドローンなどの先端技術に欠かせない資源であり、世界生産の7割を握る中国が「デュアルユース(軍民両用)」を理由に規制を強めれば、日本のハイテク産業への影響は避けられません。高市総理は「強い政権」を背景に中国の姿勢軟化を狙いますが、ベネズエラ問題などで欧米諸国が中国との距離を調整するなか、日中関係だけが冷え込んだまま孤立するリスクも孕んでいます。







