会社側は要求を拒否そして解雇へ

要求を拒否された横手さんらは、親会社の新日本物流の社長が最終的な決定権を持っていると考え、団体交渉への出席を求める要請書を渡すため新日本物流を訪問しました。

しかし新日本物流は建物内に入ったことが建造物侵入罪などにあたるとして刑事告訴。

横手さんは書類送検され、後に不起訴処分となりましたが会社は、「実質的には犯罪の嫌疑が十分確認された」として、去年2月、横手さんを解雇しました。
65歳まで働くつもりで家も購入 しかし収入はゼロに

横手政志さん
「こんなことを平気でやられることには、ものすごい憤りを感じますね」

突然、収入がゼロになった横手さん。定年の65歳まで働くつもりで妻と娘2人と暮らすこの家を9年前に購入しました。住宅ローンの支払いはあと21年残っています。

横手政志さん
「ここ(会社)でずっとやっていける、そしてこの収入があってということでの家購入していますから、全然計算外ですね」










