他社の商品も品薄になる可能性

溝口酒店では、在庫がなくなり次第、すべて他社のものに差し替える予定で、そのことを取引先に説明して回っている状況だといいます。
ただ、代替品となる他社のビールにまで影響が広がっています。
アサヒビールからの切り替えによって、これまでにない受注を受けているほかの3社。

もともとの顧客を優先するため、酒店に卸す一部商品の量を制限する出荷調整に入りました。
今後、飲食店の注文通りにビールが配送されず、他社のビールも店頭で品薄になる可能性があるのです。
溝口酒店 木付雅之店長
「まだ(代替品が)入ってきてはいるんですけど、それが制限かかって。前年比と同じぐらい入ってくればいいんですけど、それが入ってこなくなった場合は、元々サッポロビール、サントリービールを扱ってる店に逆にまた迷惑がかかってしまう」